機密情報のマスキング
この機能はプラグイン 1.23.1+ でサポートされています。
内蔵またはカスタム OneAIFW を有効にすると、プラグインは翻訳プロセス中に自動的に機密情報(メールアドレス、電話番号、身分証番号など)を識別してマスキングし、プライバシーとセキュリティを保護します。このガイドでは、翻訳プロセス中にどの機密情報が識別され、マスキングされたかを確認する方法を説明します。
マスキングログの表示
ステップ 1:ログ機能を有効にする
- プラグインの 開発者設定ページ を開く
- 「コンソールログを有効にする」 オプションを有効にする
ステップ 2:開発者コンソールを開く
- ウェブページで
F12キーを押す(またはページを右クリックして「検査」/「要素を検証」を選択) - 「Console」(コンソール)タブに切り替える
ステップ 3:マスキングログをフィルタリング
コンソールのフィルターボックスに sensitive- と入力すると、機密情報のマスキングに関連するすべてのログをフィルタリングできます。
ログ形式の説明
コンソールでは、次の形式のログが表示されます:
[sensitive-encode] "メール: tester.cn+alias@example.com" -> "メール: __PII_EMAIL_ADDRESS_1__"
[sensitive-decode] "メール: __PII_EMAIL_ADDRESS_1__" -> "メール: tester.cn+alias@example.com"
ログの意味
-
[sensitive-encode]:機密情報が識別され、マスキングされるプロセスを示します- 左側は元のテキスト(機密情報を含む)
- 右側はマスキング後のテキスト(
__PII_*はマスキングプレースホルダー)
-
[sensitive-decode]:マスキングされたテキストが復元されるプロセスを示します- 左側はマスキングされたテキスト(プレースホルダーを含む)
- 右側は復元された元のテキスト
プレースホルダーの説明
__PII_* 形式のプレースホルダーは、マスキングされた機密情報のタイプを表します。例えば:
__PII_EMAIL_ADDRESS_1__:メールアドレス__PII_PHONE_NUMBER_1__:電話番号__PII_ID_CARD_1__:身分証番号- など...
マスキングの原理
機密情報のマスキングの具体的な原理と実装の詳細については、OneAIFW プロジェクト のドキュメントとコードを参照してください。
注意事項
- この機能は現在 ベータテスト段階 にあり、識別が不正確だったり、マスキングが失敗したりする場合があります
- マスキングの失敗や識別エラーに遭遇した場合は、GitHub Issues でフィードバックを提出してください。継続的に反復して最適化します